C12 ライブスチーム

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 模型製作に関する知識はほとんど無い、直接メーカーまで出向いて説明を受けまず資金の問題・・・製作機器準備やいろいろあっが
「こつこつ長いスパンでもやってみればできる!」社長の言葉が後押しで悩んだ末!10年計画でC12の製作を決めた。
昔買った蒸気機関車の構造図書を読み返し、旋盤に関する本を買って必要最低限の工具と作業台を自作するところから始める。
固定の作業台が安定して一番良いのだが、倉庫は農機具がありスペース的に無理がありまずは移動式を製作。
ボール盤の設置は固定がよく結果的に移動式より一回り小さい作業台とボール盤設置台も製作した。





注文はセット形式で順番に注文していくことにした。
注文から3ヶ月主台枠のセットが届いた!まずは鋳物パーツ等のバリ取り、でも他のパーツとの接合部分など鑢がけ
してはいけない所もあり慎重に(^_^;)
フレーム・ピンの穴あけ。ボール盤は簡単なようで難しい・・・穴あけ箇所にドリルを固定するのがなかなかできない、
そしてドリルが細くなるとやはり折れる・・・ピンから折れたドリルを取り除くことは不可能で何本かはダメにしてしまった
(T_T)丈夫なようで脆い細いドリルはコバルト製を後で購入した。
何とか主台枠組み立て完成。でも後付けのパーツが多数あって仮組み立て状態。しかも真鍮製の鋳物以外は錆が
出てきて塗装をすることにした。
そして軸受けを組み込む際フレームに収まらない・・・鑢がけとも思ったがフレームを反対にすると収まった!いろんな
パーツがついて重くなりわずかな撓みができるためだった。(画像は塗装と軸受け組み込み前)




 


 本体図面・制輪子・連結器





H24年8月、制輪子の組み立て。

ナットがM2・M2.6と小さく締付けに手間取った・・・C12のブレーキは改良された物のようで以前は
制輪子と制輪子頭は一体だった。
図面は大型機のもので取付け位置がC12は動輪の後側なので図面とは逆となり少々戸惑った。

これまでボール盤で平頭ピンに割ピン差込の穴を開けるのだが1.2mm、1.6mmなどドリルがとても
細くて折れたりして何本も平頭ピンダメにしていた。慎重にやろうとボール盤の回転速度を低い
ままにしていたが細いドリルは回転速度を上げないと折れやすい。(^_^;)





 H24年10月下旬、動輪セットとブレーキシリンダーが届いた。(^^)
鋳物の車輪は鑢がけから始めます。スポークが細かくなっているところは慎重に!
そして錆び止めの塗装準備でマキシングテープを巻く。





 フレームに動輪を組み込むといよいよ機関車らしくなってくる。(でもオタマジャクシに足が生える感じ)
ホコリ避けに新聞を重ねるの大変なので合板で収納カバーを作ってみた。
機関車完成時の大きさを考慮して、完成してみると結構大きい!作業台の横幅と同じ!保管スペースも
考えないといけない。(^_^;)





 油のふき取りがしっかりできていない箇所(車輪踏み面)の塗装はすぐに剥げてしまいますが
あくまでさび止めです。少々の割り切りも必要ですと自分に言い聞かせ(^_^;)





 鑢がけ・錆び止め塗装完了!夕日も倉庫に差込良い感じに見える!(自己満足で・・・)

いよいよフレームに動輪組み込みとブレーキ・軸動給水ポンプの取り付けだがブレーキシリンダーの
取り付けをしないと・・・これはあくまで自己責任部分、焦らずじっくりと(^^;)