試運転2 (再度白馬へ)
(29年10月)

6月の試運転から4ヵ月たった10月31日再び白馬ミニトレインパークに出かけた。
先回の試運転での課題である圧力保持で長時間運転を目標に!
白馬は快晴! 山は雪景色ですが気温は心地良く運転日和です。

ただ夜には緊急事態で隣町の大町に2週間ほど入院することになってしまった…
白馬トレインパークに9:30頃到着。
道路は落ち葉のジュータンです
先回ホイッスルの鳴りが悪く取付け箇所と配管・ホイッスルバルブを改修したのが裏目に…

蒸気圧が上がるとバルブから配管にかけて蒸気漏れ…急遽取外し…
バルブからホイッスルに伸びる配管取り付け部分が折れてしまい修理が上手くいかなかったようです。

帰宅後配管を作り直しバルブは発注し交換…(帰宅後撮影)
今回は無煙炭をメインに使用。
着火はなかなか難しい・・・

何年前に買ったか分からない着火剤が役立たずで焚口にトーチの吹き出しを入れて着火。

応急処置と再度着火で1時間以上掛かってしまった(-_-;)
先回想像以上に水を使い手動ポンプでは給水が追いつかないので、農薬噴霧器のポンプ部分を運転車両車後方の水タンク上にをベルトで固定してみた。

単一乾電池6本使用で給水量も十分だった。
運転は13時ごろからだった。
先回同様内周線で馴らし運転を1時間ほどやって勾配区間を含む一筆書きルートに!
先回は投炭ミスと給水不足で1周したら給水・投炭して圧力調整が精一杯だった。今回は2周連続走行ができた(^^)

15時頃佐上さんが到着し運転を交代し先回できなかった撮影をやった。
佐上さん快調に走ります!
画像は20‰で下りトンネルを抜けると20‰で上る区間でドラフトが良い感じです。
20‰の勾配を快調に登ってきます!
下っているときは安全弁から蒸気が吹いていましたが上り勾配は蒸気使用量が多く無煙炭使用のため蒸気・煙とも吹かずですがドラフト音は良い感じです。
上り勾配を終え帰ってきた。再び安全弁から蒸気が吹く!
鉄橋を快調に走る。
運転を交代し勾配区間を抜け安全弁から蒸気も上がり順調!
無煙炭使用なので吹いているのは煙ではなく蒸気・・・
火力が弱いかと投炭をやりすぎが裏目に出て火室は不完全燃焼状態で、軸動ポンプからの給水調整不良でボイラーは満水で煙突から蒸気だけではなく霧雨状態の温水も吹いて顔にかかる始末・・・
圧力は2㌔前後で速度は上がらず何とか走る状態。
鉄橋区間を終えると自力走行不可となってしまい押して帰ってきた・・・
これにて今回の運転は終了です。

次回への課題は無煙炭の投炭方と軸動ポンプの調整、走るたびに何か課題が出てきますが課題克服も楽しみの一つです(^^;)
煙室内をかき回す棒と投炭時に使用するスコップ。これ白馬トレインパークの方に教えてもらい自作しました。
棒は「草かき」の先端を取り形状整形、スコップは焚口に合わせ整形しました。

どちらも使用感は”良”でした。
スコップは先端が三分の一が入るようにして走行中も外れません。
落ち葉の季節のためか床下の付着物が多いです。

エアーで吹き飛ばし!帰宅後の掃除は1日掛かりです・・・
煙室内は煤や石炭燃えカスがしっかり溜まります。
煙突下のペンチコートを外し焚口には掃除機吸い込み口を突っ込み煙管をブラッシング。

傷ついては困る箇所にはマスキングテープで保護して車体を清掃。
安全弁も奇麗にふき真鍮の輝きが戻りました。
ネジの緩み・・・給油ポンプから伸びる軸の取付けネジの緩みを発見!
締め付け不足?次回運転までに調整と緩み対策を考えます。

今回の運転も走行しながらの調整に課題が残りました。経験が”ものをいう言う”ではないですが走らせながら少しずつ勉強です。