走り装置組込


ロッド類の研磨から始める。本数が多くタップを立てる所もあったりで意外と大変。
他の部品との接続箇所にはブッシュ・メタルを圧入やリーマーで仕上る。
主連棒・第一、第二連結棒の塗装は錆止め兼用で試し塗りです。
ロッドの組込みは意外と早くできた。動きが硬いぐらいに仕上げ、エアーテストで動かしながら自然研磨をする。
試しに手で動輪を回すがなかなか回らない・・・本当に動くのか少々心配(^_^;)
実機ではクロスヘッド・返りクランク・連結棒等に菊ナットが使用されているが、オプション品でエアーテスト後に購入する。
ブレーキシリンダーを組込む予定だったが、技術不足のため組込みを断念・・・
エアーテスト用配管製作。
配管をシリンダーに接続。中古のコンプレッサーを購入し準備OK!
バルブ調整と返りクランクの位置決め。加減リンクを動かし弁心棒クロスヘッドの動きのなくなる位置を指の感覚で探る。ピストン弁を調整し返りクランクを微調整する。
何とか調整完了!いよいよエアーテスト!!(^o^)
各躍動箇所に給油をおこないバルブを少しずつ開けてシリンダーにエアーを送る。「シュー・・・・シュッシュッシュッ」動いた
\(^o^)/
前進の動きがギコチナイのとロッド類の接触と熱を持つ箇所があり分解し研磨と調整をする。
逆転軸にガタツキがあり仮設置で逆転機をフレーム取付けた。
その後バルブ調整・返りクランク位置合わせを何度か繰り返し各躍動箇所の動きも良くなり動輪前後進の動きも滑らかになり走り装置組込みが完了した。
シリンダーには油を入れてエアーテストを行う。動かしながらドレン排出弁を開くと、片方のシリンダーが「シュー・・・」と音はするが内側に油が飛び散る?排出弁の位置が反対だったことに気づきまた分解・・・
分解、組み直しを完成までに何度やるんだろ・・・(+_+)


 エアーテスト